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約束手形
簿記3級で手形といえば、約束手形です。
手形と小切手は、どこがちがうのかというと...
約束手形は、支払い期日が4か月から5か月先に支払いが行われます。この点が小切手との最大の違いです。小切手は、銀行に持っていけば、すぐ現金になるので、通貨代用証券ということで、仕訳の勘定科目は、現金でした。
約束手形を受け取ったら「受取手形」、手形を振り出したら「支払手形」という勘定科目を使用します。
受取手形は資産の勘定科目なので、ホームポジションは左です。
支払手形は負債の勘定科目なので、ホームポジションは右です。
電子記録債権、電子記録債務
電子記録債権、電子記録債務は、手形のかわりです。ペーパレスの時代です。( ´∀` )
電子記録債権(債務)は、取引銀行を通じて、電子債権記録機関(100%全国銀行協会が出資する「全銀電子債権ネットワーク」(通称”でんさいネット)など)が管理します。
仕訳は、約束手形と同じで、受取手形のかわりが「電子記録債権」で、支払手形のかわりが「電子記録債務」です。
電子記録債権は資産の勘定科目なので、ホームポジションは左です。
電子記録債務は負債の勘定科目なので、ホームポジションは右です。